【思い出②】死ぬのかなと思った日
こんにちは、みみです🌼
あれは2021年の夏の日のこと…
家族と友達2人の4人でラフティングをしに行った時の話です。
1か月前くらいからラフティングがしたいと盛り上がって、長野県白馬村のラフティング体験を予約。
宿も取って楽しみでワクワクが止まらない私たち。
だけど1週間前くらいから雲行きが怪しくなってくる。
台風の影響で、結構ヤバめの大雨の予報が…
なのにラフティングを諦めきれない私たち。
このご時世で他の楽しみがなかったからどうしてもしたい…!!
多少の雨だったら決行するって書いてあった…!
頼む…!と希望を胸に抱いて長野県白馬村に向かう…
ーーーーそう。私たちは、長野県の大雨の怖さを知らなかったのだ。
当日、前日までに中止の連絡はなかったから現場に向かうことに。
そうしたら、昼前くらいに中止の連絡が。
その時の現在地は恵那あたり。
引き返そうと思えば余裕で引き返せる。
だが唯一の楽しみがなくなった私たちは、せめて美味しいものを食べて帰ろうということで安曇野の方に向かう…。
雨が強くなってきたね〜なんて言いながら安曇野に到着し、夜ご飯は美味しい鶏肉のお店で贅沢をした。
次の日の予定もなくなったから、どこ行こうかなんて話しながら宿へ。
(宿は白馬村)
土砂降りの中缶チューハイを飲みながら雑談する夜。
明日は少しでも晴れてたらいいなぁなんて思いながら入眠。
次の日の朝。
全然止みそうにない雨に悲しみながら、とりあえず…くらいの気持ちで黒部ダムへ。
特にダムオタクでもない私。
大きくて凄いなぁとは思うけど雨降ってて気分は下がり気味。笑
破砕帯を開拓した作業員さんが凄いっていう知識は得た。
次は?長野はもういいから岐阜の高山でも行こっか。
ということで岐阜に向かいかけたとき。
道が通行止めするかも、と。
通行止め??通行止めって、なんだ?
なんで?どうして??
工事ではない通行止めに縁のない私たち…。
調べてみると、山に囲まれた長野は大雨が降るととんでもない事になるらしいとのこと。
特に谷にある木曽川は氾濫の危機に陥りやすいらしく、計画通行止めもあるとのこと。
震え上がる私たち。
もう後先考えてられない!帰ろうということで19号線を下る私たち。
だけど中津川の手前まで下って、たぶん1番の鬼門、南木曽大橋にさしかかろうとしている時。
謎の渋滞。
嫌な予感。
近くの人に聞くと、既に通行止めしているとのこと。
やばい…!!
ここが通れないなら、256号線(だいぶ山道?)通るか塩尻まで戻って岐阜経由の158号線通るか、塩尻まで戻って高速乗るか…
とりあえず何かあっても大丈夫なように一旦塩尻に戻ろう!!
そうして来た道を戻る私たち。
19号線走ってる時の木曽川▼
氾濫したら死ぬって。
めっちゃ怖かった。
しかも、さっき通った道が通行止めしてる!!💦
大雨で土砂崩れがあったらしい…。
終わった。
取り残された…ここは日本…??
恐怖に支配されながらも、落ち着いてコンビニで食料捕獲。
ガソリンを満タンに。
道の駅大桑で待機(ここで17時くらい)
父に状況を説明しながら帰り道を模索。
ここで、義父が国交省のチャットみたいなサイトを紹介してくれる。
チャットの馬鹿だなと書き込まれている言葉を紳士に受け止めながら更新し続ける夜。
トイレに行っては道の駅大桑に待機している同郷の人たちと謎に仲良くなる。
そしたら21時頃、右岸道路を通って塩尻まで行けるとの情報が…!!
右岸道路の方が低いから氾濫したら終わり…💦
調べてみても半信半疑だけど、何人かが言ってたから行ってみることに…!
同郷の方の共に道の駅大桑を後にして右岸道路へ…
!!!通れる!!!!!!
警察の人案内してる!!!
こんな馬鹿のせいでごめんなさい!!💦
ありがとう長野県警の方!!!泣
そうして塩尻まで戻りながら帰り道を模索…
飯田の方の道は完全に通行止めしているため、山梨経由確定。
でも帰れるならいい…!
ということで、諏訪から御殿場を通って帰宅。
無事帰れたのです……。
家に着いたのは朝の5時半。
運転してくれたお友達ありがとう…。
もう二度と大雨の日は長野に行かないと心に誓った日でした。
そして、私は長野県の地理にめちゃめちゃ詳しくなったのでした。
真っ白な紙に地名と県道国道高速書けるなぁってくらい調べ尽くした。
今年こそはラフティングしたいです。
それではまた👋